郷土文化情報誌『常陽藝文』





茨城の文化を知る決定版!歴史・民俗・芸術・科学など茨城に関するさまざまな文化を、多彩な切り口で紹介。
毎月1日発行。藝文友の会の皆様には毎月お送りしています。
新刊案内
2025年8月号
通巻507号

「知っていきたい鹿島神宮 由緒の要 その二」
平安時代に成立した法制書『延喜式(えんぎしき)』に「名神(みょうじん)大社」と記載された鹿島神宮。「名神」とはとりわけ霊験が顕著な社が授かる社格の一種で、臨時の国家祭祀「名神祭」が執り行われていました。そして、『延喜式』において「神宮」と記された御社は、伊勢・鹿島・香取の三社のみで、鹿島神宮は〈式内の三神宮〉でした。
鹿島神宮がこうした特別な社格に列せられた背景をひもとき、また、御祭神タケミカヅチノオオカミの御神徳のうち〈武の神〉とは別の一面に焦点を当てながら、由緒の要を探ります。
- ・戦争の記録と記憶のはざまで/第9回 模擬原爆の投下―「日立大津」と日立…伊藤純郎(筑波大学名誉教授)
- <定価550円(税込、送料別途)>
2025年7月号
通巻506号

「鉄砲から自転車へ 二人の宮田栄助物語 時代に応えた笠間藩鉄砲師・モノづくりの軌跡」
明治2年(1869)、築地鉄砲洲 (現・東京都中央区明石町)に設けられた外国人居留地に近い小さな製銃工場に、1人のアメリカ人が壊れた自転車を持ち込みました。その工場はまだ珍しい存在だった自転車を巧みに修理してみせ、翌年には、苦労の末に国産第1号となる自転車を作り上げました。
製銃工場の創業者・宮田栄助(えいすけ)は元笠間藩の鉄砲師で、次男の政治郎(せいじろう)も鉄砲師の下で修業を積みました。やがて製銃工場は自転車工場となります。政治郎は2代目栄助となり、「宮田の自転車」として大きく発展します。そんな2人の栄助のモノづくりの軌跡を、のちの宮田製作所等の社史などから紹介します。
- ・戦争の記録と記憶のはざまで/第8回 振武隊美談の虚と実…伊藤純郎(筑波大学名誉教授)
- ・SPOT/戦後80年企画展「弓指寛治 不成者(ならずもの):現代アートが描く義勇軍」水戸市内原郷土史義勇軍資料館
- <定価550円(税込、送料別途)>
ご購入方法
藝文友の会にご入会いただきますと、毎月ご自宅へ『常陽藝文』をご郵送いたします。
藝文友の会では、その他にも会員の皆様へいろいろな特典をご用意しています。
バックナンバーは常陽藝文センターまで
お申し込みください。
2023年10月1日から、『常陽藝文』平常号(バックナンバーを含む)の価格を以下の通り改定させていただきます。
品名 | 新価格 | 旧価格 |
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『常陽藝文』平常号 | 550円 (本体500円+税10%) |
330円 (本体300円+税10%) |
『常陽藝文』特集号・臨時増刊号 | 変更なし | 1,320円 (本体1,200円+税10%) |
『常陽藝文』平常号 | 新価格 | 550円 (本体500円+税10%) |
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旧価格 | 330円 (本体300円+税10%) |
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『常陽藝文』特集号・臨時増刊号 | 新価格 | 変更なし |
旧価格 | 1,320円 (本体1,200円+税10%) |
※送料は別途実費を申し受けます。
在庫切れの号はコピーサービスを承ります。
- モノクロ1枚11円、
カラー1枚55円(税込、送料別途)
『常陽藝文』専用ファイルも
ご用意しております。

1部に12冊まで綴れます。
- 価格 1部550円(税込、送料別途)
お申し込みは常陽藝文センター・郷土研究部までご連絡お待ちしております。