月刊誌『常陽藝文』





茨城の文化を知る決定版!歴史・民俗・芸術・科学など茨城に関するさまざまな文化を、多彩な切り口で紹介。
毎月1日発行。藝文友の会の皆様には毎月お送りしています。
新刊案内
2022年6月号
通巻469号

特集 詩人・山村暮鳥 その作品世界と茨城
詩人・山村暮鳥(やまむらぼちょう、1884~1924)は、自然の中で生かされている人間の存在を常に意識し、貧困や病苦など絶え間ない困難の中を強く生きました。暮鳥は晩年の5年間、大洗町に居を構え数多くの作品を生み出しています。
今号では、暮鳥会会長・加倉井東さんの寄稿により、後期の作品を中心に混沌とした現代に生きる私たちの心に響くであろう、奥深い作品世界を紹介しています。
- (目次)
- 寄稿 暮鳥と茨城 ―経歴と後期作品の魅力― 暮鳥会会長 加倉井 東
- ・明治三十八年満州/大正十年 暮鳥と戦争 ― 「蟻をみて」―
- ・明治四十四年水戸 悲哀 ―「猫」「雨」―
- ・明治四十五年常陸太田 異郷 ―「黄い月」―
- ・大正七年水戸/平成七年磯浜 ―「老漁夫の詩」―
- ・大正八年大貫 モデル ― 童話「鉄の靴」―
- ・大正九年磯浜 妻 ―「星」―
- ・大正十一年涸沼 童謡 ―「よしきり」―
- ・大正十二年磯浜 磯節 ―「新磯ぶし」―
- ・大正十二年磯浜 迷信 ―「父に書きおくる」―
- ・大正十三年磯浜 海の女たち ―「季節をつげる漁婦達」(春)―
- ・大正十三年磯浜 雨と雲は友達 ―『雲』「驟雨」「病牀の詩」―
- ・大正十三年磯浜 芭蕉1 ―『雲』「朝顔」・序―
- ・大正十三年磯浜 芭蕉2 ―『雲』「雲」「ある時」―
- ・大正十三年磯浜 小川芋銭 ―『雲』の挿絵と装丁―
- ・大正十三年/平成二十四年 再発見1 ― 大正十三年版『雲』―
- ・昭和二年/平成二十九年 再発見2 ― 大洗「ある時」の碑原本―
- ・昭和二年以降現在 ― 茨城の暮鳥碑―
- ・昭和八年以降現在 ― 暮鳥会の成立と現在―
- ・「季節をつげる漁婦達」(春)
- ・「蟻をみて」
- ・「星」
- ・「父に書きおくる」
- 山村暮鳥略年譜
- <定価1,320円(税込、送料別途)>
2022年5月号
通巻468号

藝文風土記 水族館のバックヤードを探る 個性と情熱が支える舞台裏(大洗町)
大洗水族館は1952年、黒潮と親潮が出合う大洗海岸にオープンしました。以来70年にわたり訪れる人を楽しませています。現在はアクアワールド茨城県大洗水族館として、サメの飼育種類数で日本一、マンボウの専用水槽で国内最大級のスケールを誇っています。
今号では、約580種6万8千点を飼育する大洗水族館の魅力を、普段は立ち入ることのできないバックヤードから探ってみました。
- ・茨城の土木遺産 第7回利根川沿川地域における洪水遡上対策の証 反町閘門、川口川閘門 澤畠守夫(公益社団法人土木学会関東支部茨城会理事兼調査研究部会長)
- ・鳥瞰いばらき(5) 吉野公園(常総市)
- ・SPOT 笠間日動美術館「開館五十年記念 パリ、東京、ニューヨーク モダンアートの軌跡」
- <定価330円(税込、送料別途)>
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